生徒の様子

かとう夢授業2023plus 

 1月29日(月)、2回目のかとう夢授業2023plusとして、国際災害レスキューナースの辻直美さんのお話を聴きました。「災害は怖いけど、防災はオモロい!」と題して、「皆さんの防災のイメージを変える」との言葉で始まりました。

 防災の目的は、①けがしない ②減災 ③早く日常に戻す であり、自分、自分に関係する人たち、地域の人たちを守ることである。日常の小さなトラブルも災害であり、あわてず、さわがず、怒らず、冷静に判断すること、複数の手段を準備しておくことが必要。防災は日常の延長線。わざわざやるのではなく、あるものでやる、柔らかい頭で工夫することが大切だとして、PPGS(ペットボトル、ペット用シート、ゴミ袋、新聞紙)など、家にあるものを組み合わせて防災グッズがつくれることを教えていただきました。できないと言わないで、できる方法を考える。決断力、行動力、アレンジ力が重要。テクニックよりもコミュニケーションが大事なので、ふだんからあいさつするなど、周りの人に自分の存在を知ってもらうことが大切・・・など、予測できない災害にふだんの生活の中でどれだけ備えることが大切かということをお話しくださいました。特別な防災グッズよりも、ふだんからの意識や準備が大切だということがよくわかりました。